電気工事士のつらさ、その先のやりがいとは?どんな人に向いているの?

電気工事士は、社会のインフラを支える大切な仕事です。常に需要がある仕事なので安定して働くことができ、将来の就職・転職を考えている方もいるでしょう。しかし、自分が本当に電気工事士としてやっていけるのか、不安に思う場合もあるのではないでしょうか。そこで今回は、電気工事士のつらさ、やりがい、そして向き不向きなどをご紹介します。




◆電気工事士は体力勝負。学ぶべきことも非常に多い



電気工事士の仕事については、「とにかく激務」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。これは否定できないところがあり、その理由は「基本的に1日中立ちっぱなしだから」です。電動ドライバーなどの工具を腰につけていることも多く、まとまるとかなりの重さになります。


また、電気工事士が作業する場所は、当然ながら電気が通っていない場所です。たとえ真夏や真冬であろうと、エアコンはつけられません。エレベーターも動かないので、重い資材も階段で運ぶ必要があります。かなりの体力を必要とする仕事だといえるでしょう。


そして、人によっては体力面以上に大変だと感じるのが、身につけるべき知識が非常に多いことです。電気工事士は国家資格ではありますが、実際の現場に出てみるとさまざまなトラブルが起き、現場によって状況も異なります。資格の取得はあくまでも入口であって、現場でさらに多くの知識と技術を身につけなければならないのです。


はじめのうちは不慣れで知識量もかなり少ないため、手に負えずつらいと感じることが多いかもしれません。しかし、それは誰でも同じですから、先輩に質問するなどして積極的に知識を身につけていくといいでしょう。もちろん、新しい技術や電気機器が登場すれば、それらの知識も習得する必要があります。一生勉強だと考え、日々の積み重ねを大切にしてください。




◆社会を支えているという喜びは、何ものにも代えがたい



大変な部分も多い電気工事士ですが、もちろんやりがいもたくさんあります。多くの電気工事士が感動を覚えるのは、電気が通った瞬間です。「電気は使えて当たり前」というイメージがありますが、実際には誰かが工事をしなければ使えません。無事に明かりがついた時の「やった!」という気持ちは、何ものにも代えがたい喜びです。自身の仕事の成功・失敗が目に見えてわかることも、達成感に影響しているでしょう。


そして、社会貢献度の高さも大きなやりがいです。電気そのものは普段目に見えませんが、自分の仕事の成果は確実に残り続け、多くの人の生活を支えます。近年では、EV(電気自動車)関係などの新たな仕事も増え、電気工事の需要はさらに拡大中。古い設備の刷新が必要な建物も多く、仕事は尽きることがありません。電気工事士は、今後も社会に求められる仕事であり続けるでしょう。




◆最も重要なのは、電気工事が好き・興味があるということ


それでは実際のところ、どのような人が電気工事士に向いているのでしょうか。まず、体力勝負の世界である以上、体力はもちろん必要です。また、社会に貢献したいという気持ちも大切でしょう。しかし、最も必要なのは「電気工事に興味があること、好きであること」です。


電気工事士は、決して派手な仕事ではありません。先に解説した通り覚えることも多く、仕事内容は多岐にわたります。それだけに、当たり前のことをコツコツとやり、積極的に知識を身につけていかなければなりません。そのためには何よりも、仕事に対して興味を持っていなければならないのです。


実際に新人を教育していても、電気工事が本当に好きだと思われる人は、驚くべきスピードで成長します。仕事に興味があるため飲み込みがよく、わからないことでも積極的に質問してくれるからです。「この仕事が好きだ」という気持ちがあれば、未経験からでも一流の技術者を目指せますから、思い切って飛び込んできてください。


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